注連縄(しめなわ)は神と人との領域を示し、
邪なものたちが入ってこないようにするための結界。
神社の鳥居にかけられている縄で編んだものが
普通に見られますがあれが結界です。
神、人間と魔の居場所を分ける一線です。
地域の入り口や出口などに縄を巡らした結界
【勧請縄】
伊賀上野にあります。
目的は主に地域の無病息災、悪霊退散を願い、
じめっとした湿気の多い草だらけの川に掛け
【道切り】を行う。
川から悪霊が地域に入ってこないように仕切ったわけです。
自然の美しい放物線を描いた毛羽立った縄の所々に
藁(わら)でつくられたユニークなオブジェが
吊るされています。
悪を払い(ほうき)、福をつかみ(なべつかみ)、
うまく(ウマ)、浮世(ひょうたん)、
を渡り(輪)、たい(鯛)。
語呂合わせで作っているようです。
吊り下げるオブジェは地域によって異なる。
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