2018年3月14日水曜日

銅管を曲げる(2018.3)

銅管を曲げる。

これは銅管ベンダーという名前の機械
銅管をこのようにセットして、

なまし銅管(柔らかくて、手でも曲げられる)を曲げます。

レバーを上下すれば 

ラチェット機構により

先端の1/4半円の部分が前に出ていき、

先端の左右にある円形の部分はその位置で固定、

回って銅管のずれる移動を助けます。

目分量で90°のところまでまげて曲がったところ
配管サイズを1/4半円の部分に合わせるために

保温材をかませています
銅管と言ってもサイズは被覆銅管、裸銅管、給湯用、

冷媒用、各種サイズがありバラバラ。

機械のサイズに合わせないと配管はへしゃげる。

レバーを戻し保温材を外すと

このように配管は潰れず曲がる
軽い力で曲がります。

手で曲げれば配管はひしゃげてしまう。

なんのために曲げるのか。

継ぎ手がいらない。

継ぎ手をはんだ付けする手間がなくなるから

時間が助かる。

継ぎ手の値段が1個100円程度する

(ひとつの現場で1,000個使えば10万円)ことと

繋(つな)げば水漏れの個所が増える。

それとエルボ(曲がる継ぎ手のことをエルボと言う。

90°エルボ)は小曲がりで抵抗が大きい。

ただし見えるところでは仕上がりがきれいなので

90°エルボは使います。

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