これは銅管ベンダーという名前の機械
銅管をこのようにセットして、
なまし銅管(柔らかくて、手でも曲げられる)を曲げます。
レバーを上下すれば
先端の1/4半円の部分が前に出ていき、
先端の左右にある円形の部分はその位置で固定、
回って銅管のずれる移動を助けます。
目分量で90°のところまでまげて曲がったところ
配管サイズを1/4半円の部分に合わせるために
保温材をかませています
銅管と言ってもサイズは被覆銅管、裸銅管、給湯用、
冷媒用、各種サイズがありバラバラ。
機械のサイズに合わせないと配管はへしゃげる。
レバーを戻し保温材を外すと
このように配管は潰れず曲がる
軽い力で曲がります。
手で曲げれば配管はひしゃげてしまう。
なんのために曲げるのか。
継ぎ手がいらない。
継ぎ手をはんだ付けする手間がなくなるから
時間が助かる。
継ぎ手の値段が1個100円程度する
(ひとつの現場で1,000個使えば10万円)ことと
繋(つな)げば水漏れの個所が増える。
それとエルボ(曲がる継ぎ手のことをエルボと言う。
90°エルボ)は小曲がりで抵抗が大きい。
ただし見えるところでは仕上がりがきれいなので
90°エルボは使います。
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