2015年1月9日金曜日

認知(2015.1)

認知とは物が何であるかを認識する能力。

これにより自分の立ち位置がわかり、 
 
自分が自分として認識できる。
 
認知症はこれができなくなる。
 
自分が自分として認識できなくなると、 
 
いったいその人は誰になってしまうのでしょうか。
 
体の機能がそのままで、誰かを認識できず存在する。
 
猫や犬、牛、熊、虎でさえも飼い主を認識する。
 
カメムシかタガメ等、昆虫くらいの認識になる。 
 
昔は認知症の事を呆けとか痴呆と言った。
 
私の若い頃は、呆けの人は滅多に居なかったが、
 
平均寿命が伸びた結果、全国的に増えてきた。 
 
歳と共に体のすべての機能は体が痛まないように衰えていく。
 
骨折しないように筋肉は弱り、骨に負担がかからないようになる。
 
筋肉が弱ったことを嘆く必要はない、 
 
骨折しないように筋肉が弱まっていくのだから。
 
こう考えると体に負担がかからないように脳が機能を落とし
 
最低限生きていく臓器のコントロールだけを担(にな)って
 
何年か経つと認知機能も落ちていました、
 
結果として認知症になる。 
 
脳の機能を落とさないように脳を鍛えるにはどうすればよいのか。
 
筋肉を動かすことやな。
 
体の動く限り体を動かして生活をする。
 
楽したらあかんのや。
 
どうやらこれしかないようです。

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