おそらく世界中が細分化社会になってしまったのでしょう。
人間の数が増えて大まかな中で進んでいた
世の中が細かいところまで探求されるようになった。
こうしたらいいああしたらいいがいつのまにか
こうしたらだめだああしたらだめだという風に
すべてにチェックが入るようになった。
日本が戦争に突き進んでいった昭和20年代とおんなじように、
世の中に専門部署ができ、
またその部署が指摘しないと仕事をしていないように
非難を浴びるから重箱の隅をつつくようなことまで
指摘するようになった。
この状態がいいのかといえば決してそうではない。
当初は細いところまでみんなが注意して気をつけることに
貢献したが今は違う。
益々パワーアップして形にこだわり、書類にこだわり、
なにかあればここまでやっていてこうなりました、
申し訳ございませ~ん。
という理由付けの方向に進みだしているから
第一線は疲弊(ひへい)し、なんの進歩もなくなってしまった。
これがいいのか悪いのかどうかは時間が経たないとわからないが、
ひとつ言える事は、技術を勉強する若手の足を引っ張り、
将来の日本の重しになってしまった。
未来を奪ってしまった。
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