2014年1月8日水曜日

逆柱(2014.1)

家を木造で建てるときに、

柱にする木をその木が生えていたときと
 
逆さまに使うことを逆柱と言う。 
 
別に逆さに使ったからといっても効果に変わりはないから
 
問題はないが、
 
昔の大工はこういう事にこだわって家を建てていた。
 
ちょっと忌み嫌う程度のこと。 
 
ただ家は完成したら崩壊が始まる事から、 
 
わざと完成させずに柱を逆柱に使って
 
完成させずに使うというこだわりで建てる場合もある。
 
ではホームセンターに行ってみて、 
 
どのようにして木の上下を見分けたらいいのか。 
 
一般的に柱に使うのは檜(ひのき)の90㎜角、105㎜角。 
 
材の切断面を見て赤身が大きい方が木の根元の方である。 
 
では今の若い大工がそんなことまで考えて
 
家を建てているかどうかは不明。
 
きっと今はムッチャクッチャやろうな。(笑)

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