現代社会はきれい事社会。
美句を並べ立てていかにもちゃんとやっていますって事を
アピールするだけ、中身はあんまりない。
①【楽しんできます】
本人は緊張しないように言ってるんだろうが、
楽しんで勝てるわけがない。
全力を尽くしますと言った方が美しい。
楽しんできますと聞いて、ふんふんと頷(うなづ)くのも変な話や。
楽しんできますってどうなんだろう。
②【頑張らなくていい】
頑張ってノイローゼにでもなったら困るからって言葉でしょうが。
人生には大きな壁が何回か目の前に立ちふさがる。
その壁を何回も乗り越えて乗り越えて成長していく。
壁を乗り越えなければそれ以上は望めるわけもない。
本人のためには、頑張らさないと先を潰すことに手を貸すことになってしまう。
頑張らなくていいってどうなんだろう。
③【話し合えばわかる】
話し合わないとわからないほどくだらない言葉はない。
話し合いの片方が言葉の端々から真意を汲み取れる人でなければ
まとまらない。
両方がそういう人間ならば、あ・うんで話はまとまる。
両方がそうでない人間ならば、話し合ってもわかりあえない。
だから裁判があり離婚がある。
話し合えばわかるって、なんだろう。
④【いじめを無くそう】
人間に欲があり、人より良い生活をしたいという心がある限り、
いじめは無くならない。
耐えて耐えて耐える心が全員になければ、
いじめは無くならない。
いじめは人間が優位に立ち、それでストレスを発散しているだけのこと。
いじめを無くそうって言いながら
2人寄れば誰かの悪口を言っていないか?
奥様方の立ち話で、誰かの悪口を言っていないか?
無理でしょう。
いじめを無くそうってどうなんだろう。