はれのひの社長が雲隠れした、なんて使います。
雲は近くで見ると薄いもので体を隠すほどの
不透明なものではないが、
遠くだと不透明で隠れることはたやすい。
他の意味としては、姿を隠して見えなくなること。
行方をくらますこと。
高貴な人が死ぬこと。お隠れになること、などがある。
このなかで高貴な人が死ぬこと。
お隠れになることは
長編小説源氏物語の第41巻光源氏の
最期の日々が描かれていたとして刊行されたが
内容はなく題名だけが存在する。
内容を書かずに雲隠れの題名を際立たせたのか
内容はあったのかはわかっていない。
おそらく雲隠れと言う言葉は
この源氏物語から来ているのだろう。
歴史を感じる。
雲隠れに対して霧隠才蔵(きりがくれさいぞう)と言う
忍者がいるが霧に隠れたのではなく
体を霧のように分解して消え相手を翻弄(ほんろう)する。
今でいう転送。
外国で言うシャーマン。
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