カーブを曲る(2015.7)
バイクがカーブを曲がるとき
体を倒して遠心力を体の軸に合わせるように走るから、
早いこと曲がれる。
電車がカーブを曲がるとき、
車輪の直径の差を利用して曲がっていく。
カーブする側の車輪の直径が小さくなるようになっている。
車が曲がるとき
ディファレンシャルギャにより
曲がる方の後輪の回転を遅くして曲がりやすいようにしている。
でもタイヤの直径はおんなじだから、
曲がる反対側に遠心力がかかる。
無茶な曲がり方をすると車はひっくり返る。
プロは後輪を滑らせ早く曲がっていく。
素人はこんなことはできないからゆっくり曲がるしかない。
これを何とかしようとするならば
曲がる方のタイヤを傾けて疑似的に直径を小さくすれば
バイクのように旋回できるが機構が複雑になり
車の値段が上がるから誰もやらない。
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