2014年4月16日水曜日

675万本(2014.4)

テレビで街路樹の倒壊、枝折れによる事故が報じられていました。
 
全国の街路樹の数はなんと675万本。
 
結論からいうと倒壊、枝折れは普通のことです。
 
山の大地の土がいっぱいあるところの木でも倒壊はしょっちゅう。
 
ましてや都会の街路樹は根っ子の部分の土が
 
圧倒的に少ない(面積が小さい)。から木は日夜苦しんでいる。
 
仕方のない話や。これをなんとかしようとしたら。 
 
まず枝葉の直径よりも大きな土の面積がいる。 
 
木の枝葉と同じ体積の根が土の下にあり、 
 
しかも根の先端の方が若くて活発に水、養分を取り入れている。 
 
幹に近い根はこの機能はない。
 
雨が降り葉っぱに伝った雨は広がった葉っぱの外周に
 
水を落として根の先端に水を供給している。
 
その水を根っこの先端の若い根が吸う。
 
これほど自然は合理的にできている。
 
都会の街路樹の幹の周りは1m程度の土しかありません。
 
これでは木は水を飲むのも一苦労です。
 
倒壊、枝折れをこれだけ問題にするなら木は全部切ることやな。
 
お金がないからとても全部の木の管理はできませんから
 
切りますと言えばどうや。
 
なんでもかんでもその時だけ騒ぎ立てる、か弱い日本には
 
未来はやってこんな。

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