安全は危険予測の結果です。
クレーン作業を例にとりましょう。
●バランスを崩し荷物が落下したらどうする?
○吊り荷の下に入らない。正解です。
●吊り荷の紐(ひも)がズレたらどうする?
○胴巻きをする。正解です。
●クレーン作業中に第三者がクレーンの横に来たらどうする?
○クレーンの回りに赤い三角コーンをしてバーで取り囲みます。
半分正解です。正解はバーに立入禁止の貼り紙をする。
【立入禁止って書いてあるやろう、あ~ん】って言うためです。
まあクレーンの回りに来る人は居ません。
このあたりまでは仕方がないなという見解ですが、
机上で現場を見ない権限のある人が考える予測が出てくると現場が混乱します。
●クレーンが倒れたらどうする?
○【どうしようもないやんけ】とは言えません。
真面目な問合せですから。・・・・・・・・・・・・で、やり過ごしましょう
●クレーンのワイヤーが切れたらどうする?
○【どうしようもないやんけ】とは言えません。
真面目な問合せですから。・・・・・・・・・・・・で、やり過ごしましょう
●クレーンが倒れて線路に竿が乗り、そこに特急電車が来て脱線、
ガスタンクに突っ込んで爆発炎上、1,000人死亡したらどうする?
○【狂ってる】とは言えません。
真面目な問合せですから。
そのまま帰り、その人が退職するのを待ちましょう。
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