2012年3月30日金曜日

しぼ(2012.3)

しぼ、漢字で書くと【皺】、現代人にはほとんど死語。

糸の縒(よ)り具合で、織物の表面に現れる凹凸のこと。

緯糸(よこいと)に強い撚り(より)をかけた糸で織ることによって出来る。

左撚り(より)と右撚り(より)の糸を数本ずつ交互に織り込んだ時に出来る

皺(しぼ)を、縮緬(ちりめん)といい、

左撚り(より)か右織り(より)どちらか一方だけを織り込んで出来る

皺(しぼ)を、縮(ちぢみ)という。

ちりめん、ちぢみという言葉は聞いたことのある人も居るでしょう。

ただ、【しぼ】で変換しても【皺】とは出ない。

【しわ】で変換すると【皺】と出る。

【しわ】では芸が無いので、誰かか【しぼ】と名付けた感じがする。

縦糸を経糸、横糸を
緯糸、しわをしぼ、強引な。

ちりめんじゃこは縮緬雑魚と書く。

じゃこのくねくね感が縮緬に似ているから。

0 件のコメント:

コメントを投稿