2012年3月10日土曜日

音と光(2012.3)

音と光は形が違う。

でも波の性質だけを考えると同じもの。

音は長周期と短周期の波、光は短周期の波だけ。

音の発生源に壁を作っても壁を乗り越え音は聞こえる、

これは壁の高さよりも長い波が壁を乗り越えてくるから聞こえる。

長周期の低い音が聞こえている。

街中の変電所の周辺に行くとブーンという低い音が聞こえることがあるが、

あれが長周期の波の音。

陽の光に当たると反対側に影ができる。

光は短周期で波が小さく直進する性質が大だから、

物体の後ろに光が回りこまない。結果として影ができる。

宇宙を通ってきた光が地球に到達して大気圏に入ってくると、

大気の中の微粒子に短周期の波(青色)が当たり、

中間や長周期の波はすり抜け地面に届く。

散乱した光は青色だから、晴れた日の空は青色に見える。

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