２４Ｖ(2011.4)

電気機器の制御系の電圧は２４Ｖです。

制御系だから１００Ｖ、２００Ｖは要らない。

制御系は手で触れる機会も多いから電圧は低い方が良い。

てな理由で２４Ｖと決められ、 機器、部品が作られたものだから

いまでも２４Ｖです。これはアメリカからの技術移転。

湯沸器のリモコンが湯船から手の届く所に付いていますね。

あれは２４Ｖで動作しています。今まで事故はありせんが、

あのリモコンを湯船に浸けると人間は心臓麻痺で死にます。

アメリカの電気機器の電圧は２００Ｖ。

２４Ｖは２００Ｖの８分の１。

それからいうと日本は１００Ｖだから ８分の１は１２Ｖで良さそうですが

アメリカからの技術移転のため制御機器が先に入ってきたので

２４Ｖになったわけです。

１２Ｖといえば車のバッテリー。これは直流(ＤＣ)の１２Ｖ。

規格に合うようにランプの玉からワイパーのモーターまで、

すべて１２Ｖで作られている。

初めに２００Ｖがあり２分の１が１００Ｖ。８分の１が２４Ｖ。

１６分の１が１２Ｖ。

という規格が面白い。