里山という言葉死語になりつつあります。
田舎から人が減り、老齢化し、里山の手入れが出来ない。
燃料が落ち葉や薪からガスになりますます手入れは行われない。
それが50年間続き、里山は死の森になりました。
日本の山は本来広葉樹がいっぱいありました。
その広葉樹を切り倒し、杉、檜を植え
針葉樹が巾をきかせるようになるとともに、
里山の手入れがされず相乗効果で
実のなるドングリ、シイの木などの熊、猪の食料が減り、
下草を刈らないから鹿の好きな草が減り、
杉を切らないから草が生えず、
また人間の食料がうまいことを知られてしまったため、
現在のように熊、猪、猿、鹿が集団で
街中に下りてくるようになったわけです。
時代が50年で一回転したわけです。
山の手入れをしない限り動物は食料を求めて、
これから毎年街中に出てきます。
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