賽の河原は三途の川の横にあります。
親より先に死んだ子供だけが行きます。
親より先に死ぬ、親不孝の責め苦を受けるのです。
供養のために河原の石を積んでタワーを造り、
出来上がろうとしたところに鬼(獄卒)が現れタワーを崩す。
また一から石を積みます。
これを延々とやったときに地蔵菩薩(お地蔵さん)が現れ
子供を救います。
このお地蔵さんはもっと昔に日本が里山の時に
田んぼ、村の中心、道のあちこちに道祖神という
神様を石の形にしたものがありました。
いまでも石が街中にも見られますね、
道祖神が残っているのです。
道祖神信仰が→地蔵菩薩信仰の形になりました。
この道祖神のことを賽の神と言い地蔵菩薩が救いに来る河原を
地蔵菩薩の河原。
つまり賽の神の河原、賽の河原となったわけです。
昔の言葉で土の神様のことを賽と言いました。
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