2010年11月30日火曜日

賽の河原(2010.11)

賽の河原は三途の川の横にあります。

親より先に死んだ子供だけが行きます。

親より先に死ぬ、親不孝の責め苦を受けるのです。

供養のために河原の石を積んでタワーを造り、

出来上がろうとしたところに鬼(獄卒)が現れタワーを崩す。

また一から石を積みます。

これを延々とやったときに地蔵菩薩(お地蔵さん)が現れ

子供を救います。

このお地蔵さんはもっと昔に日本が里山の時に

田んぼ、村の中心、道のあちこちに道祖神という

神様を石の形にしたものがありました。

いまでも石が街中にも見られますね、

道祖神が残っているのです。

道祖神信仰が→地蔵菩薩信仰の形になりました。

この道祖神のことを賽の神と言い地蔵菩薩が救いに来る河原を

地蔵菩薩の河原。

つまり賽の神の河原、賽の河原となったわけです。

昔の言葉で土の神様のことを賽と言いました。

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