ガラスに陶器。
高いところから落とす、石を投げる、割れます。なぜ割れるか。
ガラス・陶器を作るときは高温です、
ゆっくり冷やすと表面に顕微鏡で見るとわかる小さな傷が無数にできる。
この傷が元で力を加えると割れる。
このガラスの欠点を補おうとガラスを冷やすときに急激に冷やすと、
表面が一気に固まりつるつるになる、
その後内部がゆっくりと冷える。
これが強化ガラスです。車のフロントガラスに使います。
ただこの強化ガラスは表面が冷えてから内部が冷えるから
応力が中に閉じこめられる。
普通ガラスよりも強いですが、割れるとこの応力のために
粉々に割れる。
この強化ガラスよりも強いガラスは、
普通ガラスを熱して有機ケイ素化合物の溶液に浸すと、
ガラス表面の傷を埋めて、応力を残さないガラスが出来る。
航空機、戦闘機の窓ガラスに使う。
高空で雪が降っても氷が発生しても、
表面がつるつるなので雪も氷も付かない。
このガラスを車に使うとワイパーもいらない。
ただし超高価。
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