死後7日目に閻魔様に会うために渡る川が三途の川です。
とにかく広い向こう岸は見えません。
三つの途みちがあるので三途の川 さんずのかわ といいます。
平安末期までは
善人は橋を渡る。
罪の軽い悪人は浅瀬(水はひざ下まで)を渡る。
罪の重い悪人は深瀬(川の流は速く、波は山のように高く、
川上から岩石が流れ、川底には大蛇が潜む)を渡る。
平安末期以降は
善人は船(船賃は6文)に乗る。
罪の軽い悪人は浅瀬を渡る。
罪の重い悪人は深瀬を渡る。
どの書物を見ても川を渡る方法しか書いていません。
この三途の川を渡ると考えるからダメなんですね。
天国か地獄の選択しかないからダメなんです。
川ですから川の始まりと終わりがあります、
この川は天国から流れてきて、また天国に返ります。
ライフジャケットが必要ですね。
川を流れていけば天国に行けます。天国に行けなければ
途中下車して、一人暮らしですね。
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