人間は108回の煩悩を持っている、
だから除夜の鐘はそれを打ち消すために108回突く。
では煩悩はなぜ108なのか。
これにはいろいろの考え方があります。
●一年に四苦八苦するので、四苦の4×9=36と八苦の8×9=72の合計で108。
●三つの世界で起こる六つの煩悩と六識との組み合わせで、3×6×6=108。
●三つの世界で起こる六識で感じる三つの結果と二つの程度で、3×6×3×2=108。
●1年は12ケ月、24節気、72候で、12+24+72=108。
なぜこんなにいろいろの考え方があるのか?
疑問に思うでしょう。
最初は一つだったと思うのですが、
各宗派でおんなじ事で説明するとけったくそ悪い。
縄張り争いです。しかし賢いことに
108は変えずにやっているので世間に知られず
日本全国おんなじなんだとみんなは思っている。
もっと言えばそんな由来はみんなどうでもいいのです。
寺を神社を守るお金も気持ちも薄れていく現代、
坊主も神主も大変です。
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