最後の難関手すりです
木を曲げるということ。
まず木を曲げるとは、木は伸ばすことは出来ません
縮めることは出来ます。これが木の特性です。
曲げる内側を縮めているわけです、 外側は伸びません。
早く曲げるためには家具工場で行われているように
湿らせて温度を上げると一気に縮んで曲がります。
もしくは内側に細かく切り目を入れて曲げます。
切り目を入れるとみっともない、
では釜の中で蒸すもしくは大きな鍋の中で炊く、
これは設備が大きくなるので工場ならいざ知らず
われわれ一般では出来ません。
では100mm角の木を曲げるにはどうしたらいいか。
ずいぶん考えたのですが太い木は曲がりませんから
薄い板を曲げて1つにすることにしました、安直ですが。
まず巾100mmで厚さ20mmのバラ板を
真ん中で1ヶ所固定します
右と左
これにオモリを付けて自然に曲がるのを待ちます 両側で約40㎏、木は大いに迷惑でしょうが。重いやないか
という声が聞こえてきます。
これ以上曲げるとミシッミシッという音がします
自然の神様、太陽の熱と雨の湿りに期待して 原始的ですが、時間待ちです。途中で折れるか、曲がるか
さあてどうなるでしょうか。
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