千葉の停電5日目。
まだこの先何日かかるかわからない。
例えば電柱が折れている。
家に倒れ掛かっている。
電柱をどけなければいけない。
新しい電柱を立てなければならない。
そのためには、
倒れ掛かっている家の家主の了解をもらわなければならない。
どけること、新しい電柱を立てるために電柱の立っているところの土地の所有者に了解を得なければならない。
道路管理者の了解をもらわなければならない。
この3者、
ぐっちゃぐっちゃの家の周辺に居ない、避難しているから。
捕まえなければ工事を始められない。
どこに行ったのかわからない。
だから始められない。
だから遅れている。
居場所を捜し出して、了解をもらい、
書類にハンコをもらい、
施工計画書を書いて、施工手順書を書き
東電の管理者の了解をもらい
やっと工事が始まる。
この時間が5日かかれば工事は5日遅れる。
ハンコをもらう間に電気が原因で誰かが死んでも
東電には責任は無い。
東電は復旧よりもハンコをもらうほうが大事。
日本はこんなにややこしい国なんです。
いま、若者の年収が200万円って言ってるが
5年たてば150万円、
10年たてば100万円になる。
緊急時以外も同じように
チェックする人間、ハンコをもらいに回る人間、
安全担当の人間など大勢が動いている。
これらの人を無くすしか若者の給料は上がらない。
だから潰れるしかないんです。
若者のためには、潰れたほうが良いと思う。
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