2019年9月25日水曜日

芸術とは(2019.9)

バロンのお面


立体感がものすごい。

コブラがまとわり恐怖感が出るように、

色もよく考えられて塗られている。

見る側にとっては、

よほど興味がある人でないと足を止めることもない。

ふ~んで終わり。

芸術なんてこんなもの。

日本人は特にこの方面は疎い(うとい)。

この面を現代の若手が作ったとして、

30万円で売られていたとしたら、

え~高いなあで終わり。

若手の生活を考え買ってやって、

育成するということは全くない。

有名な人が作ったとして

1,000万円で売られていれば、

持っていれば2,000万円で売れるかも。

日本人の芸術に対する思考はこんな感じ、

いくら儲かるか。

製作時間2カ月、鑑賞時間5秒が現実。

その割には、別荘を持ちたい、田舎に住みゆっくりしたい、

自然の中で過ごしたい。

ここらあたりの夢は見る。

現実は、自然を慈しむ(いつくしむ)ことは

たいがいパワ-が要ることは知らない。

芸術もゆとりなんだけれど。

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