バロンのお面
立体感がものすごい。
コブラがまとわり恐怖感が出るように、
色もよく考えられて塗られている。
見る側にとっては、
よほど興味がある人でないと足を止めることもない。
ふ~んで終わり。
芸術なんてこんなもの。
日本人は特にこの方面は疎い(うとい)。
この面を現代の若手が作ったとして、
30万円で売られていたとしたら、
え~高いなあで終わり。
若手の生活を考え買ってやって、
育成するということは全くない。
有名な人が作ったとして
1,000万円で売られていれば、
持っていれば2,000万円で売れるかも。
日本人の芸術に対する思考はこんな感じ、
いくら儲かるか。
製作時間2カ月、鑑賞時間5秒が現実。
その割には、別荘を持ちたい、田舎に住みゆっくりしたい、
自然の中で過ごしたい。
ここらあたりの夢は見る。
現実は、自然を慈しむ(いつくしむ)ことは
たいがいパワ-が要ることは知らない。
芸術もゆとりなんだけれど。
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