物は相手に対して物性を変える。
一例としてアスファルトをあげたが、
一般国道のアスファルトの厚みは30cm。
一級国道は50cm。
一級国道はたくさんの交通量があるから厚い
というのはわかります。
物性が変わることが一番よくわかるのは空港。
飛行機が離着陸する滑走路のアスファルトの厚みは
85cm。
着陸してから客を降ろす誘導路の厚みは
110cm。
飛行機がドシンと着地する滑走路より
ゆっくりと進む誘導路の方のアスファルトの方が厚い。
なぜか。
アスファルトは重いもの、スピ-ドのあるものを
瞬間的に力をかけると反発力を増し固くなる。
だから85cm。
ゆっくりと進む誘導路はタイヤがゆっくりと
アスファルトに乗る。
このじわじわと力がかかる場合
タイヤはアスファルトの厚みが85cmだと
沈み込み轍(わだち)ができる。
だから110cm。
道路においても轍ができているのは
停止線に多く、走行車路には少ない。
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