2019年9月17日火曜日

アスファルト(2019.9)

物は相手に対して物性を変える。

一例としてアスファルトをあげたが、

一般国道のアスファルトの厚みは30cm。

一級国道は50cm。

一級国道はたくさんの交通量があるから厚い

というのはわかります。

物性が変わることが一番よくわかるのは空港。

飛行機が離着陸する滑走路のアスファルトの厚みは

85cm。

着陸してから客を降ろす誘導路の厚みは

110cm。

飛行機がドシンと着地する滑走路より

ゆっくりと進む誘導路の方のアスファルトの方が厚い。

なぜか。

アスファルトは重いもの、スピ-ドのあるものを

瞬間的に力をかけると反発力を増し固くなる。

だから85cm。

ゆっくりと進む誘導路はタイヤがゆっくりと

アスファルトに乗る。

このじわじわと力がかかる場合

タイヤはアスファルトの厚みが85cmだと

沈み込み轍(わだち)ができる。

だから110cm。

道路においても轍ができているのは

停止線に多く、走行車路には少ない。

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