2018年11月4日日曜日

鉄錆(2018.11)

鉄は錆びる。

中まで錆びるとがっかりな状態になる。

でも塗装を何年かに一回塗り替えると100年は持つ。

でも塗装ができない鉄と鉄の合わさった部分、

コンクリートに埋まっている部分は錆びる。

せっかく製品として鉄橋などに使われているが錆びるので、

メッキやトタンの様な被覆が考えられた。

鉄が錆びるまでは先に錫(すず)や亜鉛(あえん)を

溶かして鉄を保護する。

たとえ錫、亜鉛が部分的に無くなって

鉄がむき出しになっても近くに残っている

錫、亜鉛が先に溶けなくなるまで

鉄は保護されるがいずれは鉄が錆びる。

これではいけないという事でステンレスが発明された。

このステンレス実は錆びているのですが

表面に不動態という保護膜を作り

錆びているのだが錆びない状態を作り出す。

傷がつくと周りからすぐに不動態が作られ保護をする。

しかしステンレスでも海水などがかかるところでは

孔食と言って穴が開く。

次に発見されたのがチタン。

これも表面に不動態という保護膜を作る金属ですが

ステンレスと比べてもはるかに錆びにくい。

今のところこれが世界一でしょう。

100年、200年まったく錆びない。

錆が嫌な人はチタンの家を作りましょう。

100億円もあれば楽勝で建ちます。

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