2018年11月12日月曜日

信号機倒れ(2018.11)

JR新札幌駅で信号機が9日午後、線路上に倒れた

---by 北海道新聞

信号機は高さ5メートル、重さ220キロ、

固定しているボルト8本がすべて抜けていた。

耐震計算してみます。

高さ5メートルの半分に重心がありベ-スの大きさが

40cm角。

ボルトのピッチは外外30cmとします。

ボルト径が10mmだと耐震0.6Gまで。

屋外地面でも法的には満足しません。

ボルト径が12mmだと耐震1Gまで。

屋外地面なので法的には満足します。

ボルト径が16mmだと耐震1.5Gまで満足。

ボルト径が20mmだと耐震2Gまで満足。

地震で倒れていないから風でしょう。

風で倒れるとは

最初からコンクリートがスカスカか

コンクリートが良くても

アンカーボルトがしっかり効いていないの

どちらかが原因でしょう。

いずれにしても四角いベ-スで格好は良いですが

施工ミスには対応できない。

アンカーは通すか、

最初からコンクリートに打ち込む方法でしか

この場合は対応のしようがない。

空調機器の固定もいろんなところで見ますが

不十分な場合が90パ-セントです。

施工者も設計者も監理者も検査官もわからないから

なんとなく合格している。

のが現状です。

上位ほど知らない。

なぜなら他人任せだから。

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