JR新札幌駅で信号機が9日午後、線路上に倒れた
---by 北海道新聞。
信号機は高さ5メートル、重さ220キロ、
固定しているボルト8本がすべて抜けていた。
耐震計算してみます。
高さ5メートルの半分に重心がありベ-スの大きさが
40cm角。
ボルトのピッチは外外30cmとします。
ボルト径が10mmだと耐震0.6Gまで。
屋外地面でも法的には満足しません。
ボルト径が12mmだと耐震1Gまで。
屋外地面なので法的には満足します。
ボルト径が16mmだと耐震1.5Gまで満足。
ボルト径が20mmだと耐震2Gまで満足。
地震で倒れていないから風でしょう。
風で倒れるとは
最初からコンクリートがスカスカか
コンクリートが良くても
アンカーボルトがしっかり効いていないの
どちらかが原因でしょう。
いずれにしても四角いベ-スで格好は良いですが
施工ミスには対応できない。
アンカーは通すか、
最初からコンクリートに打ち込む方法でしか
この場合は対応のしようがない。
空調機器の固定もいろんなところで見ますが
不十分な場合が90パ-セントです。
施工者も設計者も監理者も検査官もわからないから
なんとなく合格している。
のが現状です。
上位ほど知らない。
なぜなら他人任せだから。
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