2016年6月1日水曜日

表面だけ(2016.6)

表面の見える所だけで判断するのは

人間の特質なんだろうか。

それとも日本人に多い現象なのか。

よくわからない。

人間がたいした動物ではないことは、最近とみに思う。

表面上だけを見て判断。

しかも正しいのは常に自分。

これがはなはだしい。

●あ~らそのお洋服とってもお似合いよ
【ふん、豚はなにを着てもダメね】

○ありがとう安かったのよ
【あんたには買えないわ】

●色合いがとっても素敵
【まるでピエロね】

○ありがとう
【あんたの服はまるで乞食ね】

●どこで買ったの
【行かないけどね】

○どこどこで買ったの
【高いから買えないわよ】

●今度行ってみる
【行かないわよ】

○ぜひ行ってみて
【似合う服はないわ、まず痩せてからね】

●ふんふん

○ふんふん

と、こんなところです。

見た目だけの会話。

●よくこんな仕事をやったな
【だれでもできるけどな】

○いや~大変でした、でも誰でもできるわ
【お前にはでけんわい】

●いやいやこれは大変や
【時間が充分あるやんけ】

○工期があったから
【でもお前にはでけんわ】

●今度教えてな
【聞かんでもわかってるけどな】

○あんたに教える事なんて何もないわ
【言っても理解でけんやろう】

●ふんふん

○ふんふん

と、こんなところです。

表面上だけの会話。

人間ってこんなところで生きている。

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