今年もバター不足。
農林水産省は5月31日、
バター不足が今年度も見込まれるとして、
6千トンを緊急輸入すると発表した。
緊急輸入は3年連続6回目。
いかにも国民の生活を守るかのスタンスである。
実はバター不足はこの先もずっと続く。
問題は50年前にできた「指定生乳生産者団体制度」。
生産した生乳を原則すべて
地域ごとの指定団体(農業協同組合組織)に出荷しないと、
酪農家は補助金をもらえない仕組みがある。
自由な価格競争がない、
補助金がもらえるから鯉の餌のように農家は農協に売る。
が充分な年収にはならない、年齢がいく、酪農を廃業、
日本での生産は縮小の一途。
で、バターは不足したまま毎年となる。
農林水産省が毎年緊急輸入。
これはこの先永遠に続く。
緊急輸入は農林水産省がやっているのではない。
実際は農林水産省の天下り団体がやる。
天下り団体が仕入れて、例えば雪印乳業などに高く売り渡す。
その天下り団体は安く仕入れて高く売る。
儲け何十億。
農林水産省はバター不足になった方が
天下り団体に就職しやすくなるから不足となるのは大歓迎。
バター、スーパーで高いですね。
天下り団体の給料や農協の給料を払っているからです。
規制とはこんなことです。
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