死に方(2016.3)
生き方は話題にもなる議論の対象にもなる。
でも死に方を考えている人は少ない。
寺の坊さんくらいか、
いや今どきの坊さんは酒や肴やお参り終わったら
帰りにスナックに寄って、こんなもんや。
生き方を考えるといっても
大概は金を稼いでうまいもの食って車のあの部品を付けて、
こんなことやろうな。
死に方を考えるときは頭の中に場面を思い描き
それに向かってどう生きるかを考えることになる。
死に方は生き方に通じている。
人生一度きり、口には出してもだれも本気では考えていない、
言ってるだけ。
人生は長いようで短い。
気がつけば、えっでは遅い。
死に方を考えれば物事は
少しだけ具体的に見えてくる。
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