2011年4月15日金曜日

全員の責任(2011.4)

津波により原子力発電所が崩壊し、


放射能が撒き散らされる危険性は何年も前から指摘されていました。


だから人災だと言われているのです。なぜできなかったのか。


政府ーー官僚の言うことも聞かないと協力が得られない、

わかっていたがずるずるそのまま来てしまった。


保安院ーー官僚の天下り先、原発のことはあまり知らない、

とりあえず当たり障りの無いところで安全としよう、

津波なんかこないでしょうとたかをくくっていた。


東京電力ーー政治家、官僚の天下り先。


大手建設、電機会社ーー仕事をもらうほうだから言いなり、

政治家、官僚の天下り先。


マスコミーー東京電力はお得意さん、

広告収入が入るからあんまり批判しない、

徹底的に批判はできるが、

今度は国の免許の取消を覚悟しなければならない。


世の中持ちつ持たれつ、

議論は進まないままここまでやってきてしまった。


国民ーー設備改修のため電気料金が100円上がるだけで一斉抗議。


だから国民の全員の責任です。


責任はいいけれど実際、福島の原発は破壊し、


福島県が壊滅的被害を受けました。


特に故郷を捨てなければならない人が一番バカを見たし、騙された。


世界は必死、世界に迷惑をかけた。


これ以上の被害拡大がないことを祈るだけ。

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