2011年4月9日土曜日

33.3(2011.4)

石油の取れる可採年数は、あと33.3年。


我々の子供の頃は可採年数は40年でした。


あれから50年、すでになくなっていてもおかしくない石油ですが、


新しい井戸が掘られ、最新の採掘技術で


既存の井戸の石油を最後の最後まで獲り尽くすことが可能になり、


延命してきました。


50年間の間、可採年数はずっと40年でした。


先進国と言われる一部の国がほそぼそと使っていたので、


あと40年というのが続いていたわけです。


ここに中国、インド、東南アジア等の途上国が発展を遂げ


大量に使い出したために均衡が破れ、


あと40年というのが33.3年となってきたわけです。


昨今石油の値段が上がりっぱなし、


生産地のリビアなどの紛争で採掘が減っているのも原因ですが、


根本は石油が少なくなってきているので


値段が上がってきているのです。取るよりも使うほうが多い。


あと10年すると値段はもっと上がります。


20年後、一般庶民はガソリンは自由に買えなくなるでしょう。

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