人の劣化も激しいのではないだろうか。
我々の若いころは大学に進学することが
将来の仕事、地位を決めるという事で
誰もが大学に行こうとした。
もちろん現在も良い大学に行こうとみんなが頑張っている。
一流大学と言われる東京大学、京都大学、早稲田、慶応。
一流大学から一流会社に入ってさてどうか。
これが全く役に立たない。
プライドが邪魔をしているのか、変化に対応できないのか。
ここでひとつわかったことは一流大学出身者は
ハ-ドディスクの脳は素晴らしい。
記憶する脳はある。
が、物事をどうすればいいかという変化に対する脳が
全くないという事。
与えられたものには回答できるが、
自ら考えこの先どうすればいいのかは全く手も足も出ない。
このことは大学出身者だけの問題だけではない。
一般社会の中が出来上がってしまっているので
変化を好まない。
特にたいして勉強しなくても会社は前に進んでいる。
勉強しないからプロではない。
言い方は悪いが会社の中の社員はコンビニ社員と
大して変わらない。
技術者は技術が無い。
全国民がこの体たらく。
監督は仕事を知らない。
現場の職人も仕事を知らない。
設計者はもちろん仕事がわからない。
出来上がった建物は劣悪。
現在の日本の衰退は人手不足が原因ではなく、
仕事を知らない人間ばかりになってしまったことが原因。
人は楽することだけを覚え、
おいしいものだけを食べることだけを覚え、
しんどい仕事は他人に任せるだけ。
他人に任せるから余計仕事はわからなくなる。
任せられた人間は仕事を知らないから
適当に済ませてしまう。
これの繰り返しが今の日本。
仕事を知らないから書類で手順を書いて
どうでい~わが社はって言っても、
1mmの変化があれば手も足も出ない。
だから事故が続発。
ノウハウは人間が持って初めて生きる。
もうあかんなという事を
日本人は気づいているか?
わからんやろうな。
スイ-ツ食っといて。
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