2019年5月6日月曜日

人手不足?(2019.5)

世間では人手不足を問題しているが、

人の劣化も激しいのではないだろうか。

我々の若いころは大学に進学することが

将来の仕事、地位を決めるという事で

誰もが大学に行こうとした。

もちろん現在も良い大学に行こうとみんなが頑張っている。

一流大学と言われる東京大学、京都大学、早稲田、慶応。

一流大学から一流会社に入ってさてどうか。

これが全く役に立たない。

プライドが邪魔をしているのか、変化に対応できないのか。

ここでひとつわかったことは一流大学出身者は

ハ-ドディスクの脳は素晴らしい。

記憶する脳はある。

が、物事をどうすればいいかという変化に対する脳が

全くないという事。

与えられたものには回答できるが、

自ら考えこの先どうすればいいのかは全く手も足も出ない。

このことは大学出身者だけの問題だけではない。

一般社会の中が出来上がってしまっているので

変化を好まない。

特にたいして勉強しなくても会社は前に進んでいる。

勉強しないからプロではない。

言い方は悪いが会社の中の社員はコンビニ社員と

大して変わらない。

技術者は技術が無い。

全国民がこの体たらく。

監督は仕事を知らない。

現場の職人も仕事を知らない。

設計者はもちろん仕事がわからない。

出来上がった建物は劣悪。

現在の日本の衰退は人手不足が原因ではなく、

仕事を知らない人間ばかりになってしまったことが原因。

人は楽することだけを覚え、

おいしいものだけを食べることだけを覚え、

しんどい仕事は他人に任せるだけ。

他人に任せるから余計仕事はわからなくなる。

任せられた人間は仕事を知らないから

適当に済ませてしまう。

これの繰り返しが今の日本。

仕事を知らないから書類で手順を書いて

どうでい~わが社はって言っても、

1mmの変化があれば手も足も出ない。

だから事故が続発。

ノウハウは人間が持って初めて生きる。

もうあかんなという事を

日本人は気づいているか?

わからんやろうな。

スイ-ツ食っといて。

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