太陽系の中では、地球にのみ動植物が生きている。
地球によく似た金星、火星は無生物。
この差は何かというと
太陽と地球の距離が最適の距離にあること。
当初、金星、地球、火星は同じような惑星であったが
太陽と地球の距離が最適の距離にあったために
水が蒸発しなかった、これが第一の幸運。
金星は水が蒸発し火星は水が凍った。
地球の二酸化炭素は水に溶け
岩石の中に封じ込められ現在、
石灰岩(セメントの材料)として土の中にある。
大気中の二酸化炭素量が減り植物が生きられ、
動物が生まれて現在に至っている。
非常に幸運な位置に居ていたという事です。
この先、地球ははどうなるか。
簡単に言うと太陽の水素が核融合反応により
ヘリウムに変換される。
ヘリウムは水素よりも質量が重いので
太陽は質量がますます重くなり引力が強まり
核融合反応はより効率が上がり温度が上がっていく。
温度が上がると海の水の蒸発が始まる。
蒸発した水は宇宙に近いところに上昇し、
太陽のエネルギ-により水が酸素と水素に分解される。
水素は軽いために宇宙に散逸する。
この連続作用に海の水はすべて蒸発し、
地球は金星と同じような灼熱の惑星となる。
ただし、酸素は充分にある。
この現象はずいぶん先の話と思っているだろうが
地球温暖化はその兆候。
この状態で直径1km程度の隕石が地球に
衝突でもすれば一気に海の蒸発が進んで終わりとなる。
生き残る手段は北極か南極の地面の中に
穴を掘るしかない。
仕事している場合ではないが、
ロ-ン返さなあかんし、と言われると
頑張ってくださいとしか言いようがない。
穴を掘るか、ロ-ンを返すかの選択。
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