2019年5月31日金曜日

地球(2019.5)

太陽系の中では、地球にのみ動植物が生きている。

地球によく似た金星、火星は無生物。

この差は何かというと

太陽と地球の距離が最適の距離にあること。

当初、金星、地球、火星は同じような惑星であったが

太陽と地球の距離が最適の距離にあったために

水が蒸発しなかった、これが第一の幸運。

金星は水が蒸発し火星は水が凍った。

地球の二酸化炭素は水に溶け

岩石の中に封じ込められ現在、

石灰岩(セメントの材料)として土の中にある。

大気中の二酸化炭素量が減り植物が生きられ、

動物が生まれて現在に至っている。

非常に幸運な位置に居ていたという事です。

この先、地球ははどうなるか。

簡単に言うと太陽の水素が核融合反応により

ヘリウムに変換される。

ヘリウムは水素よりも質量が重いので

太陽は質量がますます重くなり引力が強まり

核融合反応はより効率が上がり温度が上がっていく。

温度が上がると海の水の蒸発が始まる。

蒸発した水は宇宙に近いところに上昇し、

太陽のエネルギ-により水が酸素と水素に分解される。

水素は軽いために宇宙に散逸する。

この連続作用に海の水はすべて蒸発し、

地球は金星と同じような灼熱の惑星となる。

ただし、酸素は充分にある。

この現象はずいぶん先の話と思っているだろうが

地球温暖化はその兆候。

この状態で直径1km程度の隕石が地球に

衝突でもすれば一気に海の蒸発が進んで終わりとなる。

生き残る手段は北極か南極の地面の中に

穴を掘るしかない。

仕事している場合ではないが、

ロ-ン返さなあかんし、と言われると

頑張ってくださいとしか言いようがない。

穴を掘るか、ロ-ンを返すかの選択。

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