辞書を引くと、
メッキ、金属または非金属の材料の表面に
金属の薄膜を被覆すること。
元々は、金と水銀との合金でめっきの材料として用いる
【滅金(めっきん)】という言葉からできた日本語。
昔、車のバンパ-は
すべてがクロ-ムメッキで作られていた、
現在は塗装が多くおしゃれな車、トラックで見かける。
この辺りが始まり。
現在はLSDの600本の足の固定に、
宇宙船の燃焼ノズル(傾斜機能メッキ)に
幅広く使用されている。
ここから、うわべだけのごまかしがきかなくなって、
次第に本性があらわれるという
【メッキがはげる】という言葉も生まれた。
海に近い場所では鉄はすぐに錆びるので
クロ-ムメッキ(一般の人が目にするものは水道の蛇口)
をして使われるが
これでも錆びるので硬質クロ-ムメッキを施す。
これでも実際は錆びるのでステンレス鋼を用いるが
やはり錆びる。
ステンレス鋼にクロ-ムメッキをしてもやはり錆びる。
どうしても錆びることが嫌だという場合は、
チタンもしくは金メッキを施す。
辞書でいう
メッキ、金属または非金属の材料の表面に金属の薄膜を
被覆することはメッキの世界を表す
言葉ではなくなっている。
一言では言い表すことができないほど
多様性がある。
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