2019年5月31日金曜日

めっき(2019.5)

辞書を引くと、

メッキ、金属または非金属の材料の表面に

金属の薄膜を被覆すること。

元々は、金と水銀との合金でめっきの材料として用いる

【滅金(めっきん)】という言葉からできた日本語。

昔、車のバンパ-は

すべてがクロ-ムメッキで作られていた、

現在は塗装が多くおしゃれな車、トラックで見かける。

この辺りが始まり。

現在はLSDの600本の足の固定に、

宇宙船の燃焼ノズル(傾斜機能メッキ)に

幅広く使用されている。

ここから、うわべだけのごまかしがきかなくなって、

次第に本性があらわれるという

【メッキがはげる】という言葉も生まれた

海に近い場所では鉄はすぐに錆びるので

クロ-ムメッキ(一般の人が目にするものは水道の蛇口)

して使われるが

これでも錆びるので硬質クロ-ムメッキを施す。

これでも実際は錆びるのでステンレス鋼を用いるが

やはり錆びる。

ステンレス鋼にクロ-ムメッキをしてもやはり錆びる。

どうしても錆びることが嫌だという場合は、

チタンもしくは金メッキを施す。

辞書でいう

メッキ、金属または非金属の材料の表面に金属の薄膜を

被覆することはメッキの世界を表す

言葉ではなくなっている。

一言では言い表すことができないほど

多様性がある。

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