2017年12月26日火曜日

北山杉(2017.12)

京都市右京区の北山地区。

俗に言う周山街道添い床の間の床柱、北山杉の産地です。

私の若い頃は隆盛を極めて加工場もにぎわっていた。

いまは細々と続けている

北山杉は値段が高く、

日本家屋に床の間という風流なことにお金をかける

金持ちが減ったことが原因やろう。

今の家は床の間さえない。

杉をまっすぐまた節がないように育てるために

下枝を払い葉は上の方だけ

非常に手間がかかり時間もかかること。

北山杉が売れなければ人も雇えんし

高年齢化で次の木こりが育っていない。

木を切ること、加工場まで運ぶこと、皮をむくこと、

全てが人手。

寺社くらいしか需要がないな。

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