2016年3月9日水曜日

蘖(2016.3)

蘖(ひこばえ)とは、

樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。

太い幹に対して、孫(ひこ)から枝が生えてくる。

これをひこばえ(孫生え)といいます。

春から夏にかけて多く見られ、

俳句では春の季語となっている。

この桜の場合、

幹から直接細い枝が生えている所がヒコバエ
低い枝の部分が人間の高さにあると邪魔だから切る。

切るとこのような瘡蓋(かさぶた)を作り切り口を修復する
枝が減るから木は呼吸が苦しくて

太い幹から枝を出し葉を出そうとする。

これが蘖です。

この枝が見苦しいからと出るたびに切っていると
木は葉を出せない。

葉を出せないと呼吸が苦しい。

苦しいから葉の数に合った体にしようと

木は自ら枝を腐らせて突然折れる。

最近は報道がないが、

枝が突然折れるのは木の生活の結果です。

人間が切るから枝を落とす、人災でもあります。

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