2015年10月18日日曜日

御神木(2015.10)

街中、山中に関わらず木を切ると災いが起こる。

だから木を切るときには神様にお神酒を備えて

お許しを乞うてから切る。

建物を建てる時に地鎮祭を行ってから建てるのは

これに通じます。

日本にはすべての物に神様が宿るという

八百万(やおろず)の神信仰があり、

状態を変える時には神に許しを請うてから行う。

木の話に戻ります。

なぜ木を切ると災いが起こると考えるのかというと、

神様は人間のように地面を歩くのではなく、

木から木へ飛びながら移動するからです。

木を切ると遠回りをしなくてはいけないので

お神酒を備えてお祈りし、

すみませんが生きていくために木を伐ります。

どうかお許しくださいということです。

特に大きな木は神様が休むところなので

気を付けなくてはいけないということです。

家の木を切るときに、お神酒を置いて、

神様に知らせてください。

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