2015年4月22日水曜日

薪(2015.4)

草かんむりに新しいと書いて【薪】。

草と新しいでは薪にはなんの繋がりもありません。
 
マキの言葉が先にあり漢字を後から当てはめたのでしょうか。 
 
身近な言葉で【薪割り】。
 
実際、鉈(なた)や鉞(まさかり)で薪割りをしたことのある人は
 
現代では少ないでしょう。
 
今の人は鉈、鉞の説明からやらないとわからないでしょう。 
 
ホームセンターに行くとたいそうな薪割り機が売っていますが、 
 
昔は手で割っていました。
 
丸太を立てて、鉞(まさかり)で割る。 
 
普通に考えると丸太を割って薪を作る。 
 
動作から考えると丸太割りという名前が
 
正解なような気がしますが
 
薪を作る作業全体のことを薪割りと言い、
 
【薪割り】という名前がついたのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿