輸出国(2014.10)

美化運動、ボランティアできれいにしましょう。

道端の草むらに、溝の中、ジュースの空き缶、ビニール袋、

集めて軽トラにいっぱい。年に３回。

こんなものやってもやっても常に軽トラにいっぱい。

これは捨てるみんなに気づいてもらわないと

ポイ捨てはなくならない。

向こう４０年間、ごみ掃除は日本でやらないと法律で決める。

拾えば逮捕とする。

国道も側道も空き缶でいっぱい、

つぶれた空き缶が３０センチの厚さになった。

ブレーキを踏むと車は横滑り。

道端はゴミが自然発火で毎日全国どこかで燃えている。

これではあかんと国民運動になり掃除をしようとなるが。

法律で禁止。

次世代の人間は掃除をするという概念はなくなる。

２００年放っておく。

隣町に買出しの車も空き缶を乗り越えられないから行けない。

キャンプの準備をして買い物に、

歩いて空缶の山を乗り越えていく。

買い物も一大事業。

こうなるとゴミが多すぎて全国の掃除はとてもじゃないが

不可能になる。

しかしゴミが資源となり、

資源輸出国としての日本が確立する。

ただし２００年後な。