３文の得(2013.5)

早起きは３文の得と言います。

文(もん)という貨幣価値からこの諺(ことわざ)は

江戸時代に作られたのでしょう。

早く寝て早く起きる、灯り代の節約に、

気持ちのいい朝の空気をいっぱい吸い込んで、

時間に余裕をもって頑張ろうってことですね。

江戸時代の年収は３０両くらいでした。

１両は４,０００文。

現代では３文はどのくらいの価値かというと、

３０両＝３００万円とします。

３００万円÷３０÷４,０００文⇒１文が２５円ですから

３文は７５円。

たった７５円というなかれ、

７５円×３６５日×６０年＝１,６４２,５００円。

結構なもんやん。

では時間的にはどうでしょう。

１日２時間×３６５日×６０年＝４３,８００時間⇒ 

１日８時間何かをするとすると⇒

１５年、余分に時間ができます。