2013年5月21日火曜日

寸尺(2013.5)

尺貫法が廃止されてずいぶん日にちは経っていますが、 

大工の世界はいまだに尺貫法がよくわかる。

1尺(しゃく)=10寸(すん)=10分(ぶ)。

1尺⇒30.303cm。

木の太さで

45mm角⇒1寸5分、60mm角⇒2寸、

90mm角⇒3寸、105mm角⇒3寸5分。

というふうに。

アルプス1万尺】という歌があります。

アルプス1万尺、小槍の上で、アルペン踊りを、

踊りましょう、ランラララランランラン、、、、、

という歌詞ですが、アルプスとは槍ヶ岳の事で、 

槍ヶ岳にある小槍という大きな岩の高さが3,030mで

ちょうど1万尺。

この歌は尺貫法で作られています。 

人間の腕の手首から肘(ひじ)までの長さがだいたい1尺、 

手首には尺骨(しゃこつ)という骨まである。

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