露天風呂の屋根の続き。
四本足に梁を乗っけただけでは揺(ゆ)すればぐらぐら。
火打ち梁を入れることにします。
火打ち梁とは斜めに入れる梁のことを言います。
昔は石と鉄を打ち合わせて火花を出し、これを火口(ほくち)に火を移し
火を起こしていた。
この火打石は鋭角をしていたので三角形を火打ちということになったわけです。
立体は三方向(縦、横、高さ)に揺れるので
完全に揺れを止めるには3方向に火打ちを入れ、
しかも各々の方向で4辺あるから12箇所すればしっかりとするわけです。
まず水平方向に入れます90mm角の柱材を45°の角度切りをしてドリルで穴を開け、
寸切りを通してナットで締める。
次に垂直方向の一辺に
続いてもう一辺にもう少し長い火打ち梁であれば完璧に揺れは止まりますが、
天井が無いのであまり長いとみっともない。
けっこう手間のかかる作業となりました。
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