2011年5月10日火曜日

停止(2011.5)

浜岡原子力発電所が全炉停止。

5号器まであり現在2器は停止中。

稼働中の3器を停止して、5器とも停止すると言うことです。

停止という言葉を聞くとすごく安心のように聞こえますが、

車のようにエンジンを停止して、はい終わりというふうには、

いきません。

停止しても燃料は燃え続けるから熱は出続ける、

冷却はし続ける必要がある。稼動していても、停止していても

冷却し続けることはおんなじ。熱の作用が小さいだけのこと。

浜岡に大津波が来て冷却装置が壊れたら、福島とおんなじ。

停止しても放っとけないシロモノ。全国の原発は停止しても

ずっと冷やし続ける必要のある面倒な物。

負の遺産が次々と増えていきます。

津波はまぬがれたけれども直下型地震で炉が壊れると

半径200kmは住めない。

廃炉は20年計画で費用は1基1兆円ほどかかる。

目先の金額は安くても廃炉を考えるとトータルは

大変な金額になります。

廃炉ビジネスには巨大産業が群がり、

実際の危険な施工は下請け任し、巨大金額で賄賂が横行、

いつまでたっても悪代官と越後屋の日本です。

でも消費者は目先の金額で動きますから、

原発は嫌だけれど、電気料金は安くして、

ということでもうどうにもならない状態です。

ではどうすればいいのか、しらん、、、、、

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