2011年5月28日土曜日

魔の手(2011.5)

バブル期から40年経ちました。

役人が40年かけてコツコツと頑張った結果、

いろんな規則が本当に細かいところまで作り上げられて

国民はがんじがらめの世界の中で生きています。

がんじがらめの世界の中で生きているだけならば

それはそれでいいのですが、

全てにおいて人間の行動を書類に残す、

つまり記録に残さなければならないという、

システムが作り上げられてしまいました。

仕事が書類だけならばできますが、

本来の仕事をしながら書類も作らなければならない。

これがなかなか出来ません。

書類を作る人をもう一人置くだけのお金が民間にはありません。

だから頑張るしか無いのですが、

書類を真剣にやると仕事をしている時間はありません。

世の中がそういう書類が第一という雰囲気になってしまって

閉塞感と民間の仕事を疲弊させる大きな原因になってしまいました。

書類が本当に仕事をしてくれればいいのですが

書類は糞の役にもたちません。

書類はなになにがあったときに必要だから、

自分の身を守るために必要だから作っておく、

そういう位置づけでしか無いから余計につまらないものです。

この書類を作れという世の中の人に問いたい。

自分で一回やってみたら、まあ100人居たら99人出来んやろう。

もっと実際の仕事をちゃんとやってから

書類をやった方がいいと感じる今日この頃。

まともに仕事も出来んと書類優先の世の中は笑ってしまう、、、、、

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