2010年5月4日火曜日

馬の足形(2010.4)

馬の足形とは金鳳花(きんぽうげ)の別名です。

キンポウゲは金鳳花(きんぽうげ)科・キンポウゲ属の代表。

完全な毒草です。

なぜ馬の足形(うまのあしがた)と言うか。

根の近くの葉っぱの形が馬の足の形に似ているからです。でも似ていませんね。昔の人が見ている

馬の足の形が今と違うのでしょう。

これは野山に咲く花で茎は細く、花は小さくて目立たないので

気をつけていないと見過ごします。

園芸品種では花屋さんでラナンキュラス(トルコ地方原産)として売られています。

キンポウゲはアコニチン、アコニンなどのアルカロイド類をもち

全草が有毒です、

わざわざ食べる人はいませんが

食用のニリンソウ、モミジガサ、ゲンノショウコと

葉っぱがよく似ているために誤植し

おう吐、下痢、手足や指の麻痺が起こります。

重症の場合は死亡します。

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