2019年5月12日日曜日

配管を繋ぐ(2019.5)

コイルの配管を繋ぎます
まず曲げる。

曲げるセンターに被覆のセンタ-を合わせて

かぶせる。

配管が傷つかないよう保護です


ベンダ-の用意 


ベンダーをセットして曲げる 
だいたい直角を見て曲げます。

お金をもらってする配管であれば

見栄えが優先するので90°エルボという継ぎ手を

使用しますが

見栄えは関係ないのでベンダーを使用して

90°にします。

継手代が要らない、大曲なので抵抗が少ない、

接続する箇所が減るので漏れが少ないが

メリットですが、

人が喜ぶ90°の直角は出ません 
右の立っている配管から冷たい水が入り、

コイルの上から下に缶体の中を水が巡り

左のコイルに水が行き

同じように水が流れ温められて

左側の立っている配管からお湯が出る。

2つのコイルで熱交換をしてお湯を作ります 
配管を接続する。

手に持っているのはソケットという継手 
銅管の酸化被膜を除去する液を塗る。

銅管の色が変わるのがわかりますね。

この液には弱い塩酸が含まれている。

酸化被膜を取らないと

ハンダがいきわたらなくて水漏れの原因となる 


継手をセット 
  


ハンダです 
ト-チランプで銅管をあぶり

継手と配管の間に溶かしたはんだを入れる 
触らずに冷やすとハンダが固まってつながります。

10kgの水圧でも漏れません。

10kgの水圧とは

この配管を高さ100m立てて

全部に水を入れても漏れない。

人間が手で管口を塞いで水を止められる水圧は

2kg程度。

もっとわかりやすく言うと皆さんの家庭で使う

水道の水圧は3~4kgです
もう片方は曲げにくいので

コイルを引き上げて曲げる 


練習のために若手がやります 





同じようにつなぎます  




手前がお風呂の給湯用、奥が追い炊き用 


今日こんなところです 


銅管を曲げる様子


銅管を切る様子


銅管の酸化被膜を落としている様子


配管を繋(つな)いでいる様子

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