仏教では、亡くなると四十九日間、冥途の旅をします。
旅をする死者は、香を食料とします。
香食と言い、線香から出る煙その物ではなく香を食べます。
その為、四十九日間は死者の為に線香を絶さないように
します。
毎日の線香は死者に食事を提供している。
これは昔の話。
最近は線香の煙は発ガン性物質やとか
一酸化炭素を含んだ煙だからああだこうだ、
線香が倒れて火が出たらどうする。
だから100Vの電気式のブスチックの
線香にしないと危ない。
蝋燭(ろうそく)は火をつけると危ないから
100Vの電気式のブスチックの蝋燭にしないと危ない。
周囲を明るく照らす光は阿弥陀如来の智慧を表し、
熱は阿弥陀如来の慈悲を表す。
仏壇を照らし如来の力を死者に送る。
危険だというならずっと見ていればよいこと。
この世に安全なものは何もない。
だから人間が気を付け、勉強し、習得し
火からは目を離さないようにする。
これが知恵だ。
勉強をしても知恵を使わなければ
意味がない。
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