青丹よし(あおによし)と読む。
奈良の枕詞です。
枕詞とは和歌に用いられる修辞法。
奈良で青丹という青っぽい土がとれたから
青丹よしと言う。
丹とは土の意味。
この同じ言葉を青丹(あおたん)と読むと
寺神社の屋根を
青(日本独特の読み方で実際の色は緑色ですが)に塗る。
原料は孔雀石(緑色の)を砕いて作ります。
丹はちょっと昔に錆止めとして光明丹と言う名前で
使いましたが
土から作る橙色の腐食防止剤。
屋根を緑に建物を赤っぽい色に寺神社が塗られているのは
腐食防止というわけです。
色は難しい。
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