2018年2月24日土曜日

青丹よし(2018.2)

青丹よし(あおによし)と読む。

奈良の枕詞です。

枕詞とは和歌に用いられる修辞法。

奈良で青丹という青っぽい土がとれたから

青丹よしと言う。

丹とは土の意味。

この同じ言葉を青丹(あおたん)と読むと

寺神社の屋根を

青(日本独特の読み方で実際の色は緑色ですが)に塗る。

原料は孔雀石(緑色の)を砕いて作ります。

丹はちょっと昔に錆止めとして光明丹と言う名前で

使いましたが

土から作る橙色の腐食防止剤。

屋根を緑に建物を赤っぽい色に寺神社が塗られているのは

腐食防止というわけです。

色は難しい。

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