2018年2月25日日曜日

コンクリート打ち(2018.2)

コンクリート打ちの動画です
①ちょっと水の入れすぎ。

水が多いと強度が落ちる。

なぜか。

コンクリートが乾くのは表面からです、当たり前ですが。

コンクリートの中の水が出て行かないので

水の水滴としてコンクリートの中に残る。

時間が経つとその水滴も乾くが空洞として残る。

これが強度が落ちる原因です。

ただひとつ良いことはコンクリートの表面が

ツルッとピカっと綺麗に打てる。

ツルッとピカっとしていれば素人の人には

上手に打てていると喜ばれるが強度は低い。

②打つ前に型枠に打ち水をするのを忘れている。

なぜダメなのか。

型枠に接しているコンクリートの部分から

水が型枠の木に吸われてしまう。

コンクリートが固まるのは水とセメントが反応するから。

水が木に吸われているのでコンクリートが固まらない。

型枠を外した時に表面は固まっておらず

砂がぼろぼろと取れる。

③ちょっと砂利が少ない。

強度はやはり砂利の硬さによるところが多い。

砂が多いと斫った時によくわかりますが簡単に割れる。

現場うちのコンクリートは信頼が少ないのは

こういう理由です。

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