2017年6月2日金曜日

茅萱(2017.6)

茅萱(ちがや)【稲科チガヤ属

茅(ち)の輪くぐりといって

健康を願うこの茅萱で作った輪をくぐる神事が

神社で行われます。

本来はこのチガヤを使いますが

細くて大きな輪にするのが大変なので

最近は藁(わら)、ススキなどを代用しているみたいです。

茅萱の群生


一本だけを見るとこんな感じ


この白い真綿のような穂が少しばらけてくると
真綿の中に種が入っていて

落ちて来年また茅萱が生えてくる。

これはだいぶ種を落としています


これはほとんど種が落ちた後
くちゃくちゃの使い古したはたきのよう。


この後枯れて一生を終わります。

一カ月くらいの寿命。

草に生まれなかってよかったですね、

でも草だと悩むことはありません。

どちらがいいのかは個人の自由。

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