2016年1月29日金曜日

技(2016.1)

技が次世代に引き継がれない。

技を伝えるには最低でも10年の伝承の重なる期間が

ないといけない。

この期間が辛抱できない、

努力が続かない、

もっと簡単に金を稼ぎたい。

働きは最低限で最高に金をくれる仕事はないものか。

あっちへ仕事替え、こっちに仕事替え。

お手軽ちょんちょんでないと気に入らない。

結果工夫で簡単にできることができなくなる。

フライパンひとつでできることが

大層な200万円を越えるような機械を買うはめになる。

全国がこうだ。

目先の金ばかりを追い求める。

結果なんにも知らない。

昨日テレビを見ていたら83歳のお婆ちゃんが

農作業小屋で藁(わら)を使って【簾(すだれ)】を作っていた。

お茶に霜がかからないような覆い(おおい)。

今なら安い中国の簾を買って、はい終わり、安くついた~

てなところでしょうか。

でも人間83歳になっても

簾を作る仕事ができる、

作れば子供に喜ばれる、

簾を作る事がこの先何年も生き甲斐となる。

簾を編みながらお婆ちゃんは実に幸せな顔をしていました。

簾がなければ家でテレビを見ているか、

近所をうろうろ散歩をするしかすることがなくなる。

技を伝える仕事、技を伝える場所・家の大きさ、

50歳までにはこの辺りを考えて生き用意していかないと、

老後はテレビを見るしかすることがない、

必死で子育てしてきたのにもかかわらず

邪魔者扱いを受けそうになる事は予想できます。

悲しい老後ではあかんのよ。

65歳からの20年間は想像以上に長いのよ。

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