日本の給水タンクはFRPという複合材料でできている。
型板に剥離材(はくりざい)を塗る⇒
不飽和ポリエステルにMEK(メチルエチルケトン、硬化材)
を混ぜた液を塗る⇒ガラスクロスを貼り付け、
液をローラーに浸けてガラスクロスの上を転がして
ガラス繊維に不飽和ポリエステルを含侵(がんしん)させる。
含侵とは沁(し)み込ませること。
これを何層か貼って、乾いたら外して、
組み立てるとタンクが作れる。
ボート、漁船も型があれば作れてしまう。
すごい臭いがきついですが。
この手法で鉄のタンクの外装、内装に貼り付ければ
鉄は錆びない。
水分が鉄にくっつかないから錆びない、当たり前ですね。
これがいま全国の地下オイルタンクの内面に
ライニングという名称で施工されている工事です。
恐ろしく高い、ゆうに車が買える。
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